T-SHOOTER開発者インタビュー

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開発者インタビュー

完成したT-Shooterの施策を持った笑顔の舘野さん  T-Shooterの開発者である(株)ベストサーマルの舘野さんと楠本さんに、製品化までの苦労やT-Shooterにかける思いについてお伺いしました。

――まず始めに、CPUクーラーを作ることになったきっかけを教えてください。

楠本さん 冷却R&D会社であるベストサーマルは、あらゆる発熱処理を対象分野にしており、昨今の急速な情報化社会を担うPCの処理能力のすさまじい発展はそれを支える重要なファクターだと考えています。 それに対応してPCの心臓部で演算装置であるCPUの発熱対策は急務な課題であると考え、この情報化社会の維持発展にわずかながらでも貢献することが出来ればと思い商品化への道を歩みました。

――T-Shooterの商品化までについて、もっとも苦労したことは何でしょうか?

楠本さん 商品化したヒートシンクは4気筒ですが開発段階では8気筒、6気筒、3気筒などの気筒数と内部のフィンの数とその形状における風量、風速の最良マッチングには 本が1冊書けるほど、髪が真っ白になるほどの苦労をしました(笑)。
舘野さん あと、成形段階でもシミュレートした最適なフィンの数、形状を設計図通り作るのには言い尽くせない苦労がありました。フィンの数については、押し出し技術の限界に挑戦しました。

完成したT-Shooterの施策を持った笑顔の舘野さん ――製作にはどのくらいの期間がかかったでしょうか?

楠本さん 開発の段階では、開発→設計→シミュレート→試作→検証→設計…と、何度も繰り返して6か月、さらに商品化の段階では、設計→金型→成型→検証→設計…を繰り返して3か月。 そのほかにもたくさんの苦労がありました。大変、手間暇をかけて製作した自信の逸品です。

――製品化にあたって、「これはいける!」と手ごたえを感じた瞬間はいつでしたか?

楠本さん やはり一番大きかったのは、設計通りのヒートシンクができ、検証をした結果、シミュレーション結果とほぼ同じ結果が出たときですね。

――今後の展望について教えてください。

舘野さん 第一段階ではT-Shooterは国内限定販売ですが、今後は海外も視野に入れて考えています。また、今後はAMD対応も計画中です。 T-ShooterのVersion.2が2009年の10月に発売予定ですので、乞うご期待ください。 さらなる高効率・低消費電力・低騒音化を図っていきますので、今後も応援の程よろしくお願いします。